アサーションをチェック!

今まで毎週火曜は、私が初めてのソックスプロジェクトに
アサインされるまでの間、勉強したことを振り返ってきましたが…
当時のことは、全部振り返り終わりました。

ということで、今週からは火曜日も金曜日と同じように、
最近起こったネタでつぶやきたいと思います。

とはいえ私はまだまだソックス勉強中の身。
なので、ソックス関連の勉強ネタは、
今後もどんどんつぶやいていきたいと思います♪
これからもよろしくお願いします

さて、この流れに乗って、今日私がお勉強したネタを一つ。
それは、アサーションの付け方です。

アサーションとは、
正しい財務情報を作成するために、必要な条件
のことです。

財務諸表に対する不正や誤謬を防ぐための内部統制が
適切に整備・運用されているのか?ということを
監査する観点になります。

日本公認会計士協会の定義としては、
アサーションの一般的な要素として、以下の6点があります。

・実在性
・網羅性
・権利と義務の帰属
・評価の妥当性
・期間配分の適正性
・表示の妥当性

これだけだとちょっとイメージしづらいですが、要は
「その取引、ほんとにあったの??(実在性)」とか、
「正しい勘定科目を財務諸表に書いてる?(表示の妥当性」
という意味で、6つのポイントについて何も問題のない
財務諸表は、内容が正しいよね!と言うことができます。

なので、識別したリスクに対して
どのアサーションが当てはまるか考えると、
どんなコントロールが必要かを考えることもできます。

例えば、
「実在性」を脅かすリスクはあるけど、
「実在性」が証明されるためのコントロールもちゃんとあるから大丈夫!
となるわけです。

こちらに、それぞれのアサーションの具体例がのっています。
http://www.kpmg.or.jp/resources/keywords/assertion.html

さて、文書化をする際に、これらのアサーションに
チェックしていくわけなんですが、これが何とも微妙です。

以前、私たちチェンジの新人で三点セットを作った時に
みんなで悩んだのが 、
「アサーションつけすぎ?かなぁ・・」
とか、他の人のアサーションのチェック具合を見て、
「えっ??このリスクにこのアサーションつけるの??なんでー」
とかです。

アサーションについての勉強もして、メンバーと認識合わせをしても、
上記のようなことは起こりました。

結局その時は、
アサーションは個人の主観で付けるものだからしょうがない
という結論に至りましたが…。

しかしこの状況に、本日ある一つの解答が!!
それは、
アサーションの付けすぎは、NG
というものです。

理由は、上にも書きましたが
アサーションにチェックをつけるということ=
アサーションに対応するコントロールが必要とされるから、です。

このポイントが、監査法人による監査の際に重要となってきます。
なぜなら監査法人は、アサーションの観点で監査をするため、
アサーションにチェックがあるのに、対応するコントロールがないと、
あれ??と思われてしまうのです。
そうなると、対応するコントロールを追加しなければいけないことになる
可能性もあるそうなんです。

もちろん、あるべきコントロールがないからと言って
アサーションを付けないのはNGですが、
かといって手当たり次第チェックして、
必要以上のコントロールが溢れる状態というのも、嬉しくないことですもんね…

なんか目の前の霧が晴れた感じでしたー!!

アサーションにチェックをしていて、どれもこれも当てはまる気がする…
と悩んだ時に、そういう視点で見直してみるのもいいかもしれないです。
[PR]

by sox_change | 2007-10-31 01:57 | ・SOX法マメ知識

<< あと2週間 内部統制セミナー >>